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佐賀県PTA連合会
2014年09月09日
小中学校校長会と県PTA連合会理事・母親委員の合同研修会を開催しました。
参加者は、小・中学校校長先生31名(地区校長会の理事)・県PTA連合会理事・母親委員24名、合計55名でした。
小・中学校別に分科会が行われそれぞれに、二名の校長先生方から自分の学校の取り組みやPTAとの連携事業が報告され、意見交換会、その後学力向上について家庭と学校の連携や家庭でのしつけについての校長先生たちとPTA役員の少人数でのグループ討議がありました。
以下、話し合われた内容を紹介します。
(小学校の部)
多久市立小中一貫校「東原庠舎西渓校」の今泉弘校長先生は、多久市の小中一貫校「東原庠舎」の名前の由来の話をはじめ、西渓校の学校の特色や学校経営に関すること、地域の学校としての学校目標を熱く語られました。
特に【自信と誇りをもち、自ら学び、心豊かにたくましく生き抜く西渓っ子】を学校教育目標に掲げ、「学校」で学び、家庭で育ち「地域で伸びる西渓っ子」の育成のために育友会との連携活動を報告していただきました。
(育友会と地域の連携)
① 子どもたちの安全確保
② 家庭の教育力の充実
③ 校外指導の徹底が報告されました。
具体的な行事としては、鯉のぼり掲揚・西渓校区ふれあいフェスタ・芋さしから芋ほりまでの活動、敬老会の皆さんとの活動「論語カルタ・元気体操」、その地区行事への積極的参加の様子が報告され、文字通り「地域の子どもたちは地域で育てる」という学校・保護者・地域一体となった子育ての様子が報告されました。また、学力向上についての話し合いも行われました。
・家庭・学校と家庭学習や心の教育についての共通理解が必要(P・T)
・家庭での躾・道徳教育・生活規律・学習習慣についての共通理解が必要(P)
・学習する意義(何のために勉強するか)をしっかり教えてほしい(P)
・家庭でも学校での生き方を教えて欲しい。⇒親や教師は生き方を伝える⇒親も先生たちも(大人は)人間性を高めて子供たちに生き方を教えてほしい(P)
・宿題は学級担任が出したり出さなかったりするのはよくないから、家庭での学習時間の確保や学力向上、復習での定着を目指して、学校として宿題を出すことを保護者に説明している(T)
・テレビやゲームなどは1時間にとどめるように学校や地域で約束を作る必要がある(P・T)
・学校は子供たちの何を育てたいか・そのために何をやりたいか明確に保護者に示してほしい。(P)
・学校と家庭のしつけや指導をはっきりした方がいいのでは?家庭でやること学校でやることをめいかくにする。(T・P)
・学校は子供たちに集団活動(集団の一人として社会性)をしっかりしつけてほしい(P)
等々の意見が出されました。
(中学校の部)
中学校の部では、鳥栖市立基里中学校西村孝子校長先生は分離型の「小中一貫校」基里小・中学校の活動やPTAとの連携事業についての活動を報告されました。
学校も小中一貫なのでPTAも小中一緒に活動していること、「ははおや?オリンピック」や「授業参観・地域公開授業」の様子などを報告されました。
また、情報モラルについての研修会や専門部の活動の様子、地域と連携活動「基里町づくり推進協議会」での餅つき大会・ものづくり教室・花植活動・防犯パトロール、OBの皆さんとの「おやじの会」などなど多彩な活動を報告されました。やはり、こちらも「子どもは地域と学校と保護者で育てる」精神が満載でした。また、学力向上については
・宿題はたくさん出してほしい(P)
・宿題は出してほしいがあまり多すぎると学校に行きたくなくなる時があるようだ(P)
・家庭での学習時間を確保する意味でも宿題は必要(T)
・宿題を出したり、出さなかったりではよくないので職員間で足並みを据えなければいけない。(T)
・宿題をしたかしないか子供に問いかけても、反抗期の子どもが相手にしてくれない、宿題の確認なども拒否をされる(P)
・中学校の子どもとの付き合い方が難しい(P)
・宿題に対しても、家庭学習に対しても親の関わり方が大切(T)
・特に復習としての宿題が大切である(T)
・宿題は市販のものではなく手作りがありがたい(P)
・宿題や家庭学習の様子を担任と保護者が連絡帳などを利用して確認し合っている学校もある(T・P)
・家庭学習の時間が少ない(T)
・テレビやゲームやメールなどの時間は学校や地域で制限するべきである。(T)
・保護者は家庭学習や生活のルールなどは小さいころからしつけておく必要がある(T)
等々の意見がありました。
また最後の全体会では、
・PTA役員決定についての悩みなども出され、交流も行われました。(T・P)
・子どもの教育をどうするかという前に大人がどういう生活をしているか、大人が仕事や日常の生活を通して子供とどういう風に範を示すかが大切。(P)
・あいさつをしっかりさせる。あいさつは互いの顔を見てはっきりさせる(T)・学力向上は生活面でのしつけが大切であり、
などなど大変活発な意見交換で終わりました。理事さんや母親委員さん方には各市郡連で単Pの交流や学力向上についての論議を巻き起こしてほしいと思います。
小学校部会の様子
中学校部会の様子
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小中学校校長会と県PTA連合会理事・母親委員の合同研修会を開催しました。
参加者は、小・中学校校長先生31名(地区校長会の理事)・県PTA連合会理事・母親委員24名、合計55名でした。
小・中学校別に分科会が行われそれぞれに、二名の校長先生方から自分の学校の取り組みやPTAとの連携事業が報告され、意見交換会、その後学力向上について家庭と学校の連携や家庭でのしつけについての校長先生たちとPTA役員の少人数でのグループ討議がありました。
以下、話し合われた内容を紹介します。
(小学校の部)
多久市立小中一貫校「東原庠舎西渓校」の今泉弘校長先生は、多久市の小中一貫校「東原庠舎」の名前の由来の話をはじめ、西渓校の学校の特色や学校経営に関すること、地域の学校としての学校目標を熱く語られました。
特に【自信と誇りをもち、自ら学び、心豊かにたくましく生き抜く西渓っ子】を学校教育目標に掲げ、「学校」で学び、家庭で育ち「地域で伸びる西渓っ子」の育成のために育友会との連携活動を報告していただきました。
(育友会と地域の連携)
① 子どもたちの安全確保
② 家庭の教育力の充実
③ 校外指導の徹底が報告されました。
具体的な行事としては、鯉のぼり掲揚・西渓校区ふれあいフェスタ・芋さしから芋ほりまでの活動、敬老会の皆さんとの活動「論語カルタ・元気体操」、その地区行事への積極的参加の様子が報告され、文字通り「地域の子どもたちは地域で育てる」という学校・保護者・地域一体となった子育ての様子が報告されました。また、学力向上についての話し合いも行われました。
・家庭・学校と家庭学習や心の教育についての共通理解が必要(P・T)
・家庭での躾・道徳教育・生活規律・学習習慣についての共通理解が必要(P)
・学習する意義(何のために勉強するか)をしっかり教えてほしい(P)
・家庭でも学校での生き方を教えて欲しい。⇒親や教師は生き方を伝える⇒親も先生たちも(大人は)人間性を高めて子供たちに生き方を教えてほしい(P)
・宿題は学級担任が出したり出さなかったりするのはよくないから、家庭での学習時間の確保や学力向上、復習での定着を目指して、学校として宿題を出すことを保護者に説明している(T)
・テレビやゲームなどは1時間にとどめるように学校や地域で約束を作る必要がある(P・T)
・学校は子供たちの何を育てたいか・そのために何をやりたいか明確に保護者に示してほしい。(P)
・学校と家庭のしつけや指導をはっきりした方がいいのでは?家庭でやること学校でやることをめいかくにする。(T・P)
・学校は子供たちに集団活動(集団の一人として社会性)をしっかりしつけてほしい(P)
等々の意見が出されました。
(中学校の部)
中学校の部では、鳥栖市立基里中学校西村孝子校長先生は分離型の「小中一貫校」基里小・中学校の活動やPTAとの連携事業についての活動を報告されました。
学校も小中一貫なのでPTAも小中一緒に活動していること、「ははおや?オリンピック」や「授業参観・地域公開授業」の様子などを報告されました。
また、情報モラルについての研修会や専門部の活動の様子、地域と連携活動「基里町づくり推進協議会」での餅つき大会・ものづくり教室・花植活動・防犯パトロール、OBの皆さんとの「おやじの会」などなど多彩な活動を報告されました。やはり、こちらも「子どもは地域と学校と保護者で育てる」精神が満載でした。また、学力向上については
・宿題はたくさん出してほしい(P)
・宿題は出してほしいがあまり多すぎると学校に行きたくなくなる時があるようだ(P)
・家庭での学習時間を確保する意味でも宿題は必要(T)
・宿題を出したり、出さなかったりではよくないので職員間で足並みを据えなければいけない。(T)
・宿題をしたかしないか子供に問いかけても、反抗期の子どもが相手にしてくれない、宿題の確認なども拒否をされる(P)
・中学校の子どもとの付き合い方が難しい(P)
・宿題に対しても、家庭学習に対しても親の関わり方が大切(T)
・特に復習としての宿題が大切である(T)
・宿題は市販のものではなく手作りがありがたい(P)
・宿題や家庭学習の様子を担任と保護者が連絡帳などを利用して確認し合っている学校もある(T・P)
・家庭学習の時間が少ない(T)
・テレビやゲームやメールなどの時間は学校や地域で制限するべきである。(T)
・保護者は家庭学習や生活のルールなどは小さいころからしつけておく必要がある(T)
等々の意見がありました。
また最後の全体会では、
・PTA役員決定についての悩みなども出され、交流も行われました。(T・P)
・子どもの教育をどうするかという前に大人がどういう生活をしているか、大人が仕事や日常の生活を通して子供とどういう風に範を示すかが大切。(P)
・あいさつをしっかりさせる。あいさつは互いの顔を見てはっきりさせる(T)・学力向上は生活面でのしつけが大切であり、
などなど大変活発な意見交換で終わりました。理事さんや母親委員さん方には各市郡連で単Pの交流や学力向上についての論議を巻き起こしてほしいと思います。